5. 配列

変数は変数1つにつき値を1つしか持てませんが、配列は複数の値を配列1つで持つことができます。
変数が箱だとするなら、配列は棚のような感じです。
配列は以下のように宣言します。

// 配列の宣言
var 配列名1 = [];
// 値の代入
配列名1[0] = "ABC";
配列名1[1] = 123;
配列名1[2] = true;
    
// 以下でも可能
var 配列名2 = ["ABC", 123, true];
    
// 改行を挟む事もできます
var 配列名3 = [
    "ABC",
    123,
    true
];
    
// 配列に配列を代入する事もできます
var 配列名4 = ["ABC", [123, true]];


次に、配列の値を取得してみましょう。
配列は棚のそれぞれに番号が振られています。番号を指定する事でその番号に対応した値を取得できます。
この番号を「インデックス」と呼びます。 インデックスは「1」ではなく「0」から始まるので注意してください。
SimpleJS.htmlのscriptタグに以下の内容を記述してプログラムを実行してみましょう。

var animal = ["dog", "cat", "bird"];
    
alert(animal[0]);
alert(animal[2]);
    
// 配列の中に配列を代入した時は以下のように取り出します
var colors = ["red", ["blue", "yellow"]];
alert(colors[1][0]);  // 「配列の1番に入っている配列の0番」のように指定します

プログラムを実行すると、「dog」「bird」「blue」と表示されたと思います。
要素を追加したり、インデックスを変えてみたりして表示内容を変化させることができます。

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最終更新日時: 2018年 04月 26日(木曜日) 16:11