1. 外部jsファイルの読み込み

これまでの章ではHTMLファイルに直接JavaScriptを記述していましたが、
JavaScriptファイルを別に作成し、それをHTMLファイルに読み込ませる事もできます。
<head>タグの中に以下のように記述してください。
<script type="text/javascript" src="ファイルの場所"></script>

ファイルのパス

ファイルの参照方法は「絶対パス」と「相対パス」があります。

絶対パス
「http://サイトのURL/ファイル/までの/パス.js」のようにhttpからファイルまでのパスを指定する方法です。
自分のサイト以外のファイルを指定したい時に使われるパスです。
自分のサイトのファイルも指定できますが、長くなってしまうので相対パスの方がよく使われます。
ルートパス
ルートパスやサイトルート相対パス、サーバ相対URLと色々な呼び方をされる書き方ですが、絶対パスのひとつです。
「/ファイル/までの/パス.js」のように記述します。
リンク先が同じサイトの場合のみ「http://サイトのURL」を省略して書くことができます。
相対パス
「../js/読み込むファイル.js」のように.(ドット)やフォルダ名、ファイル名から始まるパスの指定方法です。
「../」はひとつ上のフォルダを表しており、上記の例だと「ひとつ上のフォルダの、jsフォルダの中にある、読み込むファイル.js」
となります。
「./読み込むファイル.js」と書いた場合は同じフォルダ内のファイルを指定できます。
「./../」と書いた場合は今のフォルダからひとつ上のフォルダとなります。
読み込む側のファイルから見て、読み込まれるファイルがどこにあるか?という指定方法なので、絶対パスのように
自分のサイト以外のファイルを指定する事はできません。
フォルダ1
フォルダ2
フォルダ3
ファイル1
ファイル2
ファイル3

上の図で、フォルダ1がサイトの最上位階層、ファイル3からファイル2を参照しようとした時、

  • 絶対パスは「http://サイトのURL/フォルダ2/ファイル2」
  • ルートパスは「/フォルダ2/ファイル2」
  • 相対パスは「../フォルダ2/ファイル2」

となります。

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最終更新日時: 2018年 05月 10日(木曜日) 17:30