3.1 MySQLクライアントのインストール(演習)

始めにEC2インスタンスにMySQLクライアントをインストールします。MySQLクライアントはMySQLデータベースにアクセスするためのコマンドラインツールです。インストールはyumを使って行いますが、デフォルトで設定されているyumのリポジトリにMySQLは入っていないため、先にMySQLに対応しているリポジトリを追加する作業を行ないます。

1. 下記のMySQL公式サイトのページにアクセスし、適切なrpmファイルをダウンロードします。今回は赤囲みのRed Hat Enterprise Linux7/Oracle Linux 7のものを選択します。

https://dev.mysql.com/downloads/repo/yum/

ポイント

AWSからの公式な発表はありませんが、Amazon Linux 2は、Red Hat Enterprise Linuxのバージョン7がベースになっていると言われています。本コースでもその情報に基づき、上記ファイルをダウンロードしています。

rpmはパッケージ管理ツールの1つです。rpmで扱うパッケージはrpmファイルの形式で配布されます。実はyumはこのrpmをより使いやすくしたツールで、内部ではrpmパッケージを扱っています。今回ダウンロードしているのは、MySQLに関するリポジトリをセットアップするパッケージとなります。

2. ダウンロード画面が表示されます。「No thanks, just start my download.」をクリックするとダウンロードが始まります。

3. scpコマンドを使って、ダウンロードしたファイルをEC2インスタンスにアップします。下図の例ではファイルをデスクトップにダウンロードした状態からコマンドを実行しています。

4. ダウンロードしたパッケージをリポジトリに追加します。EC2インスタンスにログイン後、下記のコマンドを実行します。

$ sudo rpm -Uvh mysql80-community-release-el7-3.noarch.rpm

実行すると次のようになります。

ポイント

・「sudo rpm -Uvh rpmパッケージファイル」でリポジトリにパッケージを追加します。

・使用しているオプションは次のとおりです。

「-U」:アップグレード。存在していない場合はインストール

「-v」:詳細表示

「-h」:進捗状況を「#」を使って表示する。

 

5. 追加したリポジトリからインストールするのは、「mysql-community-client」というMySQLのクライアントパッケージです。下記のコマンドで詳細を見てみましょう。

$ yum info mysql-community-client

今回はバージョン8.0.22をインストールすることになります。

6. 下記コマンドでインストールを行ないます。

$ sudo yum install -y mysql-community-client

インストールの完了画面です。